頭痛・めまい・吐き気は何科を受診すれば良い?

症状から見る、受診をおすすめする診療科

頭痛、吐き気、めまいの原因は様々で、一概に「〇〇科を受診すれば検査から治療までそこで完結する」とは言い切れません。
しかし、だからといって受診が遅れてしまっては、生活の質の低下が進んでしまったり、治療が難しくなったりということが起こり得ます。
あくまで参考ではありますが、以下でその目安をご紹介いたします。

頭痛がするとき

神経内科

脳、脊髄、末梢神経の病気を診ます。
頭痛以外に、しびれ、めまい、歩行困難、力が入らない、けいれん、目のかすみ、意識障害などの症状が見られるときには、神経内科を受診するとよいでしょう。

ペインクリニック

神経ブロック法を用いた痛みに対する治療が特徴的な診療科です。
頭痛以外にも、肩こり、膝や腰の痛み、坐骨神経痛、顔面神経麻痺、三叉神経痛などの治療が受けられます。

内科

頭痛以外に、発熱やのどの痛み、咳などの症状がある場合には、まずは風邪やインフルエンザを疑い、内科を受診するとよいでしょう。

吐き気がするとき

内科・消化器内科

胸部や腹部の不快感を伴う吐き気・嘔吐があるとき、頻度が高いのは消化器系の病気です。胃腸炎、逆流性食道炎、虫垂炎、腸閉塞、腹膜炎、消化器のがんなどが疑われます。内科・消化器内科を受診するとよいでしょう。

神経内科

くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍などでも吐き気症状が現れることがあります。
吐き気に加え、頭痛、手足の麻痺、視力の低下、呂律が回らない、意識障害などの症状があるときには、神経内科を受診するとよいでしょう。
耐えられないほどの強い頭痛がある、身体を動かせない、呼びかけても返事がない場合などは、救急要請(119番)が必要です。

めまいがするとき

耳鼻咽喉科

めまいに加え、聴覚症状がある場合には、メニエール病などの病気が疑われます。耳鼻咽喉科を受診するとよいでしょう。
※当院は“頭痛・めまいクリニック”でありますので、メニエール病の診断・治療も行っております。

神経内科

脳出血、脳梗塞、脳腫瘍などの脳の病気によってめまい症状が現れることがあります。
めまいに加え、頭痛、手足の痺れ、ふらつきなどの症状が認められる場合には、神経内科を受診するとよいでしょう。
耐えられないほどの強い頭痛がある、身体を動かせない、呼びかけても返事がない場合などは、救急要請(119番)が必要です。

それでも迷ったときには、窓口として当院にご相談ください

当院では、各診療科での精密な検査・高度な治療が必要と判断したときには、速やかに適切な医療機関ご紹介できるネットワークを構築しております。
どうしても判断がつかないというときには、窓口として当院にご相談くださっても結構です。できる限りの診察・検査を行い、必要に応じて、信頼のおける適切な医療機関・診療科をご紹介いたします。

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